プーチン恩赦
2月14日、ウラジーミル・プーチン大統領はロシア人三人の恩赦を認めた。女性二人と男性一人。大統領令は10日後に施行される。
一人目は、過失致死罪の男性。交通規則を破り、事故の結果人が死亡。彼は幼い子供を扶養している。刑の執行の免除で完全に解放される。
二人目は1958年生まれ、夫をマフラーで窒息死させ、2016年4月殺人罪が確定。夫はアル中で度々暴力を振るい、喧嘩が絶えなかった。年明けの喧嘩で、彼女は家を出ようと服を着てマフラーを巻いたところ、酩酊状態の夫が彼女に殴りかかり、マフラーの端を引っ張った。もみ合いの結果、彼女は夫の首にマフラーを巻きつけ締め続けた。夫が動かなくなった後、蘇生を試み、救急車と警察に通報。後悔の念を表明していた。懲役7年から6年に減刑。
三人目は1971年生まれ、2017年4月にウランウデで元夫への殺人未遂罪で懲役7年が確定。2016年12月酒の席での喧嘩の際、彼女は元夫に殴られた仕返しにナイフで刺した。酩酊状態にありながら、救急隊の手当のおかげで元夫は生き延びた。減刑の要因は、被害者である元夫が、喧嘩の発端は自分にあるとし、元妻は殺す気は無かったと確信していると語ったことにある。懲役5年に減刑された。
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