幼女暴行無罪判決
【モスクワ6月27日リア通信】アンナ・クズネツォワ大統領子どもの人権全権代表は、タタールスタンで幼女の実父が性的暴行を加え無実になった事件を把握しており、オンブズマンも対応を検討している。
先日タタールスタン検察官の上級補佐官ガリエフ氏は、リア通信に、1歳半の娘に対する性的暴行事件で被告を無罪としたブガルマ地方裁判所の判決に対し、控訴すると語った。
「徹底的に対処する必要があると考えています、被害者は何が起こったのかさえわからない1歳半の子どもの権利を保護することなのですから。問題が完全に解決されるまで、私たちの監視下に置きます。」クズネツォワは語った。
子どもの権利と利益を守る為、オンブズマンはタタールスタンの子どもの人権全権と協力し、必要な交渉や要求を行った。
地元マスコミの報道によると、2019年10月ブグリマの個人宅からの救急要請で駆けつけた医者が、家で父親と他二人の子供と一緒にいた1歳半の女の子に出血を確認した。中央病院の婦人科医師が暴力を示す怪我を発見。調査後、捜査官は「14歳未満に対する性的性質の暴力行為」という条項に基づいて起訴した。
容疑者は、捜査の過程で、始めは娘への暴行を否定し、おむつを替える過程でうっかり怪我させてしまったと話したが、後になって、妻との喧嘩が原因でイライラして娘に悪意をぶつけたと証言。妻は裁判で夫をかばう証言をした。判決は無罪。
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※タタールスタン共和国はイスラム系住民が多い地域。
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