幼児-20度車内に4時間
レペツク市オクチャブリ地区検察に、店からボイラーを盗んだ容疑をかけられ第七警察署に出頭した住民から抗議が寄せられた。警察で拘束されている間、警察署前に駐車した車の中に二人の幼児が残されていた。母親は、何度も子供の元へ行かせてくれと(警官に)頼んだが、許可されなかった。検察は、この抗議に基づいて警官の行動を調査し、法的に対処するとした。
事の発端は、所有車が関わったとされる事故について15-20分ぐらい証言するよう、第七警察署に父親が召喚された。(当時車は修理会社に預けてあったので)驚きつつも、父親ロマンは数分で終わると予期して、その後用事もあったので、妻と子供と一緒に向かった。スマホのアニメをセットして車に子供を残し、二人が警察署に入ったところでボイラー窃盗容疑がかかっていることを知らされた。
2020年12月27日、店の店員が商品を取り違え、ロマンは購入した洗面台の代わりにボイラーを車に積み込んだ。年末の忙しない状況で返品するのを忘れ、その後、店への行くことを毎日先延ばしにした。結局、警察署で尋問された母親が解放されたのは4時間後。彼女が急いで駆けつけると、子供たちは泣いており、寒い車内での寒さと恐怖から一人はお漏らししていた。父親の窃盗容疑が晴れたのは拘束されてから29時間後だった。
このニュースに対するロシア人のコメント:『なんで母親が一緒に警察署に入ったんだ』『子供だけ車内に残すなんてありえない』『洗面台とボイラーは取り違えようがないだろ』。
※2020年3月15日から2021年1月22日までのモスクワ市の1日の感染者数グラフ。ここ1日のモスクワ市の新規感染者3,037人増、累積感染者数907,389人。
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