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Aeroflot元副社長勾留延長

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モスクワ市バスマンヌィ裁判所は、アエロフロート元副社長ウラジーミル・アレクサンドロフの詐欺罪での勾留を2月29日まで延長することを決めた、とインターファクスが伝えた。

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同期間勾留延長された他の被疑者は、"コンソルス"法律事務所代表アレクサンドル・スリフコ、ディナ・キベツ弁護士、アエロフロート法務部部長タチアナ・ダヴィドヴァ。この件で被害者のアエロフロートは、被疑者の保釈または謹慎を願い出ている。

アレクサンドロフは巨額詐欺罪(刑法第159条4項)で追求されている。10年以下の懲役および罰金が科せられる。最高経営者の一人である彼は10月2日深夜に逮捕され、その直前10月1日夜にはアエロフロート本社で書類の差し押さえや捜索が行われた。アレクサンドロフは否認している。捜査によると、アエロフロートには何十人もの専門弁護士がいるにも関わらず、社外の法律事務所と契約を締結。被害総額は2億5000万ルーブル。

2015年から2016年にかけて、アエロフロートはキベツとスリフコのみが所属するモスクワ郊外の弁護士会と複数の契約を締結。1時間につき350ユーロを支払っていた、と検察は主張。実際は、すべての業務は自社の弁護士が行なっていた。

アレクサンドロフは2013年入社。航空会社のサイトによると、最後の数年は資産法務部門専門の副社長を務めた。それ以前は検察や捜査委員会に従事。彼は第二等祖国功労章を受勲し、運輸大臣から慰労されていた。

 

出典記事はこちら

※彼は1984年生まれ。32歳でアエロフロートの副社長就任。

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