ロシアのニュース

モスクワからお届け

2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

中国人らへの厳格対応

モスクワ副市長ラコヴァは、コロナウィルスCOVID-2019対策の隔離措置違反で88人の外国人を強制送還すると発表。 この多国籍な違反者については、国境閉鎖までに中国から入国した者に対して、大勢が集まる場所や住居への日々の訪問検査で判明した。 『警官に…

蕎麦の実で虐待

【オムスク2月27日タス通信】オムスク市当局は母親の親権を制限する訴えを裁判所に起こした。この母親は同居人とともに8歳の息子を蕎麦の実の上に膝立ちさせ虐待、2月21日に未成年虐待の罪で1年半の収容所送致の判決が出ている。 虐待が明るみに出たのは2019…

モスクワコロナ対策

モスクワ市長セルゲイ・サビャーニンは在ロシア中国大使に書簡を送り、そこで中国国籍者への検査について説明した。その中で、検査は首都の住民や訪問者の保健衛生を監督する為に行われている。市当局はコロナウィルス感染の拡大を防ぐための措置を講じてい…

秘密結社「セティ」事件⑥

判決への反応 2020年2月10日、ペンザのプリヴォルシュ軍事裁判所が有罪を言い渡した時、傍聴席には40人近い聴衆がいた。裁判官が法廷を退出する際には「面汚しだ!」とヤジが飛び、席が足りずにドアの外のロビーにいた50人近くが同調した。判決の後で、数十…

秘密結社「セティ」事件⑤

報道 2018年4月、NTVがセティ事件のドキュメンタリ「危険なセティ」を放送した。この中でフィリンコフの妻アレクサンドラ・アクセノヴァを“テロ組織”の“中心的思想家”と呼び、彼女はウクライナから“(ウクライナの)"右派セクター"のような過激派グループ”を…

4歳父へプレゼントで死亡

ロストフ州クリヴャンスカヤで、4歳の男の子が祖国防衛の日(※男性をお祝いする日)のプレゼントを父親に贈ろうとして死亡した。 事件が起こったのは2月21日。男児は幼稚園で絵葉書を作り、家に持ち帰り、画鋲で壁に飾ろうとした。椅子に乗って、画鋲を口に…

秘密結社「セティ」事件④

社会的反響 2018年5月、当局に届け出て、ペテルブルクのオフシャンニコフスキー公園でセティ事件の逮捕者に共感した者達の集会が開かれた。 2018年7月、国連拷問禁止委員会でクローダ・ヘッレラがセティ事件の容疑者や証人への拷問に関する質問をしたが、ロ…

放射線@ロストキノ駅

【モスクワ2月23日タス通信】非常事態省はロストキノ駅で過剰な放射線レベルは検知しなかった、と発表した。 『ロストキノ駅周辺で非常事態省は放射線のモニタリングをし、自然界のレベルを超えた放射線は計測されなかった。市民の健康への影響はない』と非…

秘密結社「セティ」事件③

裁判審理と判決 2019年1月モスクワ軍事裁判所がペテルブルク公判を開き、シシュキンは罪を認めた為、特別審理を経て懲役3年6ヶ月を判決した。 2019年3月20日、モスクワ軍事裁判所はバヤルシノフとフィリンコフについて審議開始。公判はペテルブルクの第224軍…

首都コロナ予防強化

【モスクワ2月21日タス通信】コロナウィルス予防目的で、モスクワの居住地域で行われる春の一斉清掃が強化される。金曜日、モスクワ市長サビャーニンが自身のHPで公表した。 『春にモスクワで恒例の街清掃が行われるが、今年は特別に強化する。特に、居住地…

秘密結社「セティ」事件②

取り調べ中の拷問 2018年1月から2月、フィリンコフとシシュキンの逮捕後、社会オブザーバー委員会は拘置所を訪れ、拷問の実態調査をした。人権活動家は、二人から電気ショックの火傷跡と殴打の痕跡を確認。医者はシシュキンについて眼窩下壁の骨折、多数の鬱…

中国人患者を撮れ⁉︎

モスクワの医者に、全ての中国人患者の撮影を義務付けられた、との情報が報道機関にもたらされた。 中国国籍者への往診や医療機関受診の際、医療者は携帯で患者の顔の写真を撮り、パスポートの顔写真ページと入国カードも同様に撮影する。 患者が拒否した場…

秘密結社「セティ」事件①

「セティ(※意味:ネットワーク)」事件または「ペンザ事件」と呼ばれるこの組織は、ロシア連邦保安庁によると、裁判でも支持された通り、モスクワ、サンクトペテルブルク、ペンザ、オムスク、ベラルーシで活動していた。これに関連し、11人がテロ活動に所属…

ガイドの日@モスクワ

モスクワで、2月21日から23日にかけ110の無料見学ツアーが開催される。イベントは2月21日のガイドの日にちなんだものだ。プログラムは首都観光委員会、文化省、ガイド翻訳者協会、観光協会、ツアーガイドなどで企画。モスクワ市と市長のHPで詳細情報を公開し…

口座から1200万円窃盗

【モスクワ2月19日タス通信】年金暮らしの98歳女性の口座から、銀行員が加担し、約700万ルーブル(※約1215万円)盗難された事件の捜査を始めたことが、水曜日警察広報部によって明らかとなった。 刑法第158条(窃盗)の容疑で捜査開始された事件は、第二ユジ…

子供の前で父が母射殺

MK紙が、日曜日の夜モスクワ州ナロ・フォミンスク町郊外セリャティノ村で起こった悲劇の詳細を伝える。52歳男性が猟銃で妻を撃ち、その後自らを撃ち死亡した。子沢山の家族で、5人のうちの一人、11歳の少年は、悲劇の瞬間両親が亡くなった部屋にいた。 悲劇…

コロナ隔離施設逃亡その後

裁判所は、隔離施設から逃亡した女性を病院に戻すことを決定した。 サンクトペテルブルクのペトログラード裁判所は、隔離部屋から逃げ出したアラ・イリイナを強制的に連れ戻す決定をした。病院長の訴えを認めた形になる。 『裁判所は、イリイナを強制的にボ…

カザン駅砲弾騒動

【モスクワ2月16日リア通信】モスクワのカザン駅付き鉄道郵便局の税関に届いた小包の中にあった物体は、T-34戦車砲弾の弾殻だった。 昼頃、独ソ戦の砲弾に似た物体がカザン駅付き鉄道郵便局税関で発見され、職員やドッグトレーナーなど35人が一時避難してい…

16歳美青年不審死

ブラッド・バッホフの両親は森で見つかった遺体の鑑定結果を受け取った。ブラッドの母親が語った。 ブラッド・バッホフについてはロシア中が関心を持っている。先日、行方不明の少年の母親アナスタシアがスモレンスクで行われた遺伝子鑑定の結果を語った。 1…

学生8名病院へ

【モスクワ2月15日interfax.ru】トゥーラ州ノヴォモスコフスク市で寮の学生8名が未知の物体の中毒症状で入院した、と地元警察が発表した。 「土曜にかけての深夜、化学工科大学の寮で学生と寮職員の間に諍いが勃発。学生の誰かが何らかのボンベ缶を噴射し、…

プーチン恩赦

2月14日、ウラジーミル・プーチン大統領はロシア人三人の恩赦を認めた。女性二人と男性一人。大統領令は10日後に施行される。 一人目は、過失致死罪の男性。交通規則を破り、事故の結果人が死亡。彼は幼い子供を扶養している。刑の執行の免除で完全に解放さ…

バイカル湖畔違法建築物

(勾留中のアレクサンドル・シャムスディノフ) 【モスクワ/イルクーツク14日リア通信】イルクーツク州知事代理イーゴリ・コブゼフはリストビャンカの村長の逮捕を受け、捜査機関を労い、バイカル湖周辺の観光エリアの不法建築物は許さないと語った。 金曜日…

列車内暴行

モスクワートヴェリ間の列車で女性が男たちに暴行された。 木曜日、モスクワのある病院に32歳女性が運ばれた。医者は警察に通報した。彼女は警察に、前日モスクワからトヴェリへ向かう列車の中で、知らない男性のグループに襲われたと語った。 男性は3人いた…

タクシー前科者ダメ

連邦運輸省は、殺人、強姦、テロ活動の前科がある者はタクシーや公共交通の運転できなくする法案を準備している、とイズベスチヤ紙が伝えた。 ロシア政府広報は、7月には専門家委員会で法案を審議し、10月に下院への提出を目指す、とした。 雇用者に、殺人・…

婦人科診察室にカメラ

【カリーニングラード11日リア通信】 住民エカテリーナ・セレブレンニコヴァは婦人科のエコー診察室に監視カメラが設置されていたことについて、カリーニングラード州保健省に通報した。 彼女によると、産院の指示で骨盤周辺の超音波検査を行うために婦人科…

コロナ隔離施設逃亡

サンクトペテルブルク在住女性がコロナウィルス隔離施設ボトキンスキイ病院から逃亡した。 32歳女性は1月30日に中国から戻った。2月4日喉の痛みを感じて救急車を呼んだ。ところが、ロシア監督庁の職員が現れて、初めは1日と約束したのに、後から彼女を2週間…

警官殺しで18年

【モスクワ11日タス通信】モスクワの裁判所は、火曜日、地下鉄クルスカヤ駅での警官殺害の罪で有罪とされた44歳キルギスタン生まれのヌルラン・ムラトフに懲役18年を言い渡した。 「主文:被告ムラトフを有罪とし、18年収容所へ収監することとする」と裁判官…

ウファのコロナ騒動

ウファの医者はコロナ感染疑いの患者に裏口から帰るように言った。 北京で8ヶ月仕事してウファに戻った住民が、コロナウィルス感染有無の検査を希望したが、地域の感染症病院で拒否された、とufa1.ruが伝えた。 27歳男性は、直行便ではなくエカテリンブルク…

モスクワ放射線60倍

モスクワ市南東部短縮道路建設予定地で、毎時18,06マイクロシーベルトが観測された。 モスクワ南部の放射線計測器が許容量の60倍を記録。 毎時18,06マイクロシーベルト(1806マイクロレントゲン)の放射線レベルとは。例えば、チェルノブイリ原子発電所付近…

家族に電話

プーチンは、警察に拘束された人が家族に電話して、拘束された事実や居場所を連絡できるようにする、大統領令に署名した。 今回の大統領令で、拘束された人に家族か近親者に拘束事実と居場所を伝えるため、電話通話を一回する権利を認めた。以前は、法律で近…

PVアクセスランキング にほんブログ村