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首都コロナ予防強化

 

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【モスクワ2月21日タス通信】コロナウィルス予防目的で、モスクワの居住地域で行われる春の一斉清掃が強化される。金曜日、モスクワ市長サビャーニンが自身のHPで公表した。

『春にモスクワで恒例の街清掃が行われるが、今年は特別に強化する。特に、居住地域での駆除(ドブネズミなどの根絶)を追加する』と市長は書いた。

また、モスクワの国家保険医長アンドレエヴァは公衆が集まる場所(スポーツ場、興行場、文化施設、商業施設、市場など)の消毒強化を指示。消毒液を使った念入りな清掃が必須となる。また、施設責任者に、建物内の空調換気システムの臨時洗浄と消毒実施を義務付けた。

「同様に、消毒強化はタクシーやカーシェアリングを含め、公共交通機関でも行われる。特に、タクシー運転手とカーシェアリング管理者には定期的なドアの取っ手部分の消毒を義務付ける」と市長は書いた。

また、モスクワ地下鉄でも衛生対策が強化され、車両の空調フィルターを頻繁に交換し、駅では消毒薬を使った清掃を実施。駅の換気システムを使った空気消毒が技術的に可能か試みている。モスクワ交通は車両清掃を強化(※24時間ごとに消毒薬を使った清掃を実施)。モスクワでは独自に医療マスクや個人用防護用品を生産展開し、これらの最低限の在庫は常に確保するとしている。

出典記事はこちら 

※「バスの運転手に、中国人が乗車したら管理センターに通報するよう義務付けられた」とフェイクニュースが流れる一方で、警官には「街中で中国人を見かけたら、顔と身分証の写真を撮り、二週間以上滞在している場合は解放、二週間未満の場合は医療機関に送致して検査すること」という訓示が出たとの報道あり。

モスクワでは、滞在登録の住所に基づいて、中国人のアパートや寮、ホテルを訪問し、検温、身体検査を実施中。夜8時から10時ごろ検査員が服を脱がせたり体温計ったりしている、とホテル従業員がインタヴューに答えた。

キエフ発モスクワ着の列車内で発熱した中国人が見つかり、途中駅で本人と同車両にいた十数人が現地病院へ隔離措置となり、車両はモスクワで徹底洗浄される騒ぎに。この中国人はコロナ陰性だった。隔離施設から逃亡する中国人も見越しての、医療者への「顔写真を撮れ」指示なのかもしれない。

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