ロシアのニュース

モスクワからお届け

婦人科診察室にカメラ

f:id:japinmos:20200212201757p:plain

【カリーニングラード11日リア通信】

住民エカテリーナ・セレブレンニコヴァは婦人科のエコー診察室に監視カメラが設置されていたことについて、カリーニングラード州保健省に通報した。

彼女によると、産院の指示で骨盤周辺の超音波検査を行うために婦人科を訪れ、服を脱いだ後で、患者用診察台の正面にカメラがあることに気づいた。誰も事前にこのことを説明しなかった。

『これはとてもプライベートなことで、第三者に映像を見られたくもありません。あとで、法律家に相談したら、違法だと言われたんです。昨年10月11日に地域の保健省に通報したら、すぐ返事をもらいました。そこには、婦人科は公共の場所である、とあったんです』と語った。

次に、彼女は、監視カメラはプライバシー侵害で違法だからカメラを撤去するよう、州検察に通報した。検察が返事の代わりに苦情を婦人科に転送したところ、最近になって、病院から、患者の権利を阻害していないとの回答があった。

カリーニングラードの産婦人科診察室に監視カメラが設置された件について、ロシア連邦調査委員会は会長が情報を精査するよう指示したと発表。調査委員会が設置された。

出典記事はこちら  

※報道によると、カメラは病院上層部によって患者にも医者にも黙って設置された。公共の場での監視カメラ設置は合法。病院としては贈収賄防止、テロ防止の目的で院内にカメラを設置。映像と音声へのアクセス権限は院長、婦人科長とシスアド(男)だけ。医師の見る再生映像は、患者がいる診察台部分が黒くなる設定になっており、医者が患者に適切に対応しているか、医者の勤務状況を監視する為と説明。

(↓投票お願いします)

にほんブログ村 海外生活ブログ ロシア情報へ

 

PVアクセスランキング にほんブログ村