コロナ21202人@ロシア
モスクワで手続きされた電子通行証320万件のうち、約100万件が無効化される。モスクワ市政府が発表した。
『初期チェックの結果、不正確な情報(例えば、氏名に数字が混ざっている、パスポート番号欄が空白だったり番号の数が合わないもの、納税者番号欄が正しく記入されていないもの)により約90万件が無効となります』
このように約1/3 が無効となるわけだ。電子通行証は「届出」という原則だが、記入された情報は調べられる。虚偽の情報が記入された場合、行政罰の対象となる。
前日、市政府責任者は混乱を招かないよう、『一応、念の為』とか『なんとなく』では手続きしないよう呼びかけた。
モスクワ市は、通勤用通行証の場合、雇用者の情報が詳細に調べられる。会社の実際の活動や、納税者番号の正否、実際の社員であるかどうかなど。
4月15日からモスクワ市では自転車を含め、全ての交通機関による移動について通行証の所持が義務となる。
14歳未満の子供には通行証は必要ないが、市内を移動するためには親の同行が必要だ。タクシー運転手には乗客の通行証を確認する義務があり、実際の行き先と通行証の経路が違う場合は乗車拒否となる。また、モスクワ市へ入る全ての車も、乗客全員の通行証の有無が確認され流。
徒歩での移動に通行証は必要ない。以前の通り、一番近いスーパーや薬局への買い物、ゴミ捨て、100m圏内での犬の散歩ができる。
通行証申請フォームは4月13日月曜日に開設された。夜までに180万件以上が手続きされ、その90%は通勤目的だった。また、不正行為もあった。
4月14日時点で、この1日で新たな感染者は2774人増え、ロシアの感染者数21202人となった。回復者数1694人、死者170人。
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