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ゴミ屋敷で遺体

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サンクトペテルブルクのフルンゼンスキィ地区職員がゴミで埋め尽くされたアパートでの作業中二つ目の発見をした。9月19日朝、ゴミの下からさらに遺体が見つかり、今回は女性だった。

「捜査委員と警察が作業している場所で、女性の遺体を発見しました」(警察広報)外見では他殺の痕跡はないが、検視をして確認する。

数日前から親族や職場が心配していたこのアパートに住む65歳の女性と見られる。女性が勤務時間に出社しなかったことから、同僚が警察に届け出ていた。同時期に、強烈な腐敗臭と壁に這う蛆虫に気づいた住民が警察と緊急事態省を呼んでいた。

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9月16日夕方、隊員が施錠を破壊してドアを開けたが、玄関、廊下、台所、2部屋全てが文字通り天井までゴミで溢れており、中に入ることができなかった。

9月17、18日はゴミの撤去作業に追われ、18日の夕方になって、ゴミの下で半壊した男性の遺体が発見され、19日に2つ目の遺体が発見された。

隣人や親族の証言によると、部屋には年金生活者夫婦が暮らしていた。女性は過去の息子の死が原因で精神障害に苦しみ、ゴミを持ち帰る癖があったという。夫は身体障害者で足が不自由で麻痺もあり、自立した生活が困難だったという。

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夫婦の娘は9月14日に警察に行方不明届を出していた。娘が最後に母親を見たのは、8月23日母親が彼女の家に遊びに来た時だった。それ以降電話がつながらなかったが、それほど心配していなかった。父親とは長いこと会っておらず、時折電話で話す程度だったという。

詳しい死因や事故の状況について、捜査当局が調査している。

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