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学校秋休み延長@モスクワ

【モスクワ9月29日リアノーボスチ】ソビャーニンモスクワ市長は、新型コロナウィルス感染状況が悪化しているため、秋の休みを延長することにした。

市長令によると、10月5日から18日まで、小中高に相当する教育機関の生徒らに休みが適用される。

従来の秋休みは10月7日から11日までだった。

この期間、リモート学習は行われないが、希望する生徒はモスクワ市のオンライン学校で復習や新しい範囲の予習などが受けられる。

また、この期間はモスクワ当局の管轄下にある子供向け娯楽施設への訪問は停止。

幼稚園は通常通り運営する。

ソビャーニン市長は、感染者のかなりの割合を子供が占めているが、多くは症状がない、と説明した。

『彼らが家に帰ると、症状が重くなりやすい大人や老人に容易にウィルスを移します』(ソビャーニン)

市長は、この秋休みを感染者数が下がるように、健康を保つように利用し、あまり近所の公園などに出かけず、できるだけ家や別荘で過ごすよう話した。

状況は悪化している

モスクワでのコロナ状況は、ウィルス陽性者数のみならず入院者数も日に日に悪化している。

先週、市長は企業経営者に対し、できるだけ社員をリモートワークさせるように助言した。また、職場での衛生対策を厳守させ、市民にもマスクと手袋着用を徹底するよう呼びかけた。

また、高齢者や慢性病を持つ人たちは9月28日からリモートワークにするか休暇を取るよう頼んだ。ただし、65歳以上のモスクワ市民が使う(※公共交通機関に無料で乗れたりする)カードをブロックすることはないと約束した。

感染者統計

モスクワの新型コロナ感染者数は増加している。9月29日に登録された感染者数は2300人。

入院患者数も増加。この1日で病院へ運ばれたコロナ患者は969人。月曜日に病院へ入院した人数は795人だった。

この2週間での新規感染者増加率は0.45%、ロシア消費者監督庁の基準によると、首都において1%以下は安定した疫病流行状況である。

出典記事はこちら 

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※3月15日から9月30日までのモスクワ市の1日の感染者数グラフ。ここ1日のモスクワ市の新規感染者2,308人増の292,601人。

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