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チュヴァシ首長のスキャンダル

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ミハイル・イグナチェフ


チュヴァシ共和国首長ミハイル・イグナチェフは二つのスキャンダルで辞表を提出した。RBKグループの取材で、首長の側近はすでに受理した、と報道している。正式な辞任は今週か来週になる。

職を辞すことになった原因は二つの公的スキャンダルだ。一つ目の炎上は、他の構成主体からチュヴァシに来て “(チュヴァシについて)何も誰も知らず無責任に記事を書いた” ジャーナリストへの言葉だった。首長は彼らに対して「俗に言うように、ションベンを引っ掛けよう(水を撒き散らして追い払おう)」と言った。後に、彼は発言を謝罪して、「発言の趣旨は違った」と釈明。彼の言葉によると「よくあるように、(自分の発言は)全てすり替えられて、変更された。」

次のスキャンダルは1月23日、イグナチェフが緊急事態省の職員に消防車の鍵を渡す時だった。彼がセレモニーで「職員に鍵を取るためにジャンプさせる」様子がネットに出回ったのだ。

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1月27日チュヴァシ共和国のサイトで公式見解として、緊急事態省の職員に対する不適切な態度に関する全ての"憶測、噂、あからさまな嘘"を否定。首長は、2010年の森林火災を彼らと一緒に消火したことを挙げた。『私たちはは同じ釜の飯を食べた。多くの職員を個人的に知っている』として、その後も友好関係を続けていたと説明。記者会見で、首長は、鍵を渡した職員とは私的な関係にあり、その流れで肯定的な調子であの場面が起こったとした。

 

ドミトリー・ペスコフ大統領報道官はこれら二つの件についてコメントしないとした。にも関わらず、クレムリンはこの出来事を知っている、と指摘した。

 

出典記事はコチラ。 

 

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