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憲法に神を

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【モスクワ2月2日リア通信】キリル大主教はロシア憲法の前文に神について言及することを提案した。

ロシア正教会は、ロシアの大部分の人が神の存在を信じていると語った。正教会に限らず、イスラム教やその他の多くの宗教の信者でもそうである。

キリル大主教は、今こそこの事について議論する時期であるとした。

彼は他の宗教団体の代表にも「道徳や個人、社会、政治を形成する神への信仰という高貴な考えが、憲法を含め存在するように」協力を求めた。

建設と立法に関する国歌院委員会の初代副議長ミハイル・エメリヤノフは憲法上の神の言及の可能性について発言。

彼は、憲法第14条が政教分離を確立し、そこでどの宗教も公式な代表となることはできないことを指摘。

そして、第14条はロシア正教会の言葉とは矛盾しない、ある選ばれた宗教のではなく、多様な宗教に現れる抽象的な神についての言及である、としている。

 憲法改正の草案を準備しているアンドレイ・クリシャス上院憲法・国家建設委員長はリア通信に、大主教の要請を検討すると答えた。

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