コロナ34人＠ロシア
【モスクワ3月12日タス通信】ロシア国内で新たに6人感染者が確認され（モスクワで4人、クラスノダルスク州1人、カリーニングラード1人）、合わせて34人となった（※モスクワ15人）。この6人はいずれも過去2週間にコロナ流行地域へ旅行していた。
『今日現在、ロシアでのコロナウィルス感染者は34人となり、内訳はロシア人31人、中国人2人、イタリア人1人』Covid-19管理監視本部によると、2人の中国人、イタリアから帰国した第一号感染者のロシア人1人、日本のダイアモンドプリンセス号から避難した3人のロシア人は退院している。
モスクワでの新たな感染者と接触した3人は自宅待機。『感染者との濃厚接触者の調査を進めている。新たな6人のうち、（※すでに陽性と判明している）患者の親族2人は隔離病院で支援を受けており、1人（※無症状の子供）は医療センターへ、3人は自宅隔離状態である』。
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※陽性反応が出ると、同じ飛行機に乗っていた乗客たちには直ちにSMSで自宅待機および（医療機関へ行かず）救急車を呼ぶ指示が出ている為、新たな感染者たちは本人のウィルス陽性診断が出る前から職場に行かず、子供達も通学していなかった。このようなSMSは650通に及んでいる。機内でアンケートを取っていた為、素早い対応ができており、空港から乗客を乗せたタクシー運転手5人も含まれている。現在モスクワでは1000人近くがウィルス接触者として医師の観察下にある。
※モスクワではコロナウィルスの緊急コールセンターが設置されており、これまでに1万４千人から問い合わせを受けている。自己隔離による医師の診断書はモスクワだけでほぼ3千枚発行されている。つまり、３千人が”有給で”(病欠扱いの)二週間の自宅待機をしている。
※モスクワ市長令で、4月10日まで5000人以上が集まるイベントを禁止。
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