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モスクワ顔認証システム

(↓3月18日21時59分現在のロシア国内コロナウィルス感染者発生地域)

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2020年2月以降、モスクワの監視カメラ解析と顔認証システムを使って、警察はCOVID-19コロナウィルスに関連して施設隔離または自宅隔離スキームを違反した者を200人以上検出することができた、とモスクワ市警オレグ・バラノフ署長が下院で報告した。

今年モスクワでは、住居建物の入口や中庭、街の通りにあるカメラに顔認証システムが稼働(現時点で17万8千台運用している)。警察はこのシステムを使って2ヶ月で8人の指名手配犯を勾留したが、署長は『検疫隔離スキームの遵守を監視する上でも有効性を示した』と語った。

モスクワ市長令で、コロナウィルス感染流行地域(欧米含め30カ国以上)から戻った市民は自己隔離として2週間自宅で待機しなければならない。先般、顔認証システムで警察がこのスキームを違反した者を見つけたとの報道が何件かあった。特に、違反者の一人は、ゴミを捨てに住居建物から出たことで、行政法第19条15項1(公務員の合法的命令への不服従)違反の罰金500ルーブルが課せられた。

バラノフ署長は下院でモスクワの監視カメラシステム拡大計画を披露。2020年末までに9千台が追加される。昨年末、市当局は画像分析用に700台以上のサーバー提供を合計31億ルーブルで二つの入札を公告した。『カメラをより多く設置して、暗い隅や小道が残らないようにしたいのです』とバラノフ署長は締めくくった。

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