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建設反対運動@モスクワ

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[モスクワ]  警察は市南東部短縮道路建設反対運動参加者を拘束した。運動に参加したペチャトニキ地区選出モスクワ市議会議員セルゲイ・ブラソフは、自分の他に16人拘束されたと伝えた。『私は護送車の中にいます。私の他に、あと16人います』と語った。

活動家のイワン・エフレモフは警察が20人近く拘束したと言った。かつてモスクワの活動家集団に参加していたウラジミル・バラバノフも自身の拘束をチャットアプリTelegramで伝えた。彼は自分を含め護送車に20人いると話した。

警察監視団体によると、警察は約10人を拘束。しかし、警察広報は「そのような情報は入っていない」と取材に答えた。

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当初、市南東部短縮道路建設は2020年に予定されていた。短縮道路のコースはエントゥジアストフ通り北東からモスクワ環状線とポリャヌィ通りの交差地点までを結ぶ。活動家は「モスクワレチエ」鉄道駅付近の建設に反対しており、なぜなら彼らによると、建設業者が放射性物質埋蔵地を損傷し、放射性ダストが街全体に広がる可能性があるからだ。

2019年6月、The Village誌は、ロスアトムが所有するポリメタル工場の埋蔵地のすぐ脇を南東部短縮道路が通るとスクープ。その場所にはウランとトリウム鉱石の放射性廃棄物が埋蔵されていると報じた。モスクワ建築委員会はこの情報を否定している。2019年秋、モスクワ市役所は短縮道路建設予定地の放射線に関する情報はフェイクだと指摘。2020年1月、モスクワ市長セルゲイ・ソビャニンはポリメタル工場脇にソ連時代から残っていた『放射能汚染スポット』を発見したと発表。彼は、当局がこの埋蔵地を再生すると宣言した。

2月、セルゲイ・ブラソフは南東部短縮道路建設予定地の傾斜で放射線の急増があったと発表。しかし非常事態省モスクワ本部はこの情報を否定した。

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