コロナ306人＠ロシア

【モスクワ3月21日リア通信】この1日で新たに53人コロナウィルス感染者が確認された、とCovid-19管理監視本部の発表があった。

これで感染者は合計306人になった。

新しい感染者は18の地域に及んだ。モスクワ州17人、モスクワ市6人、タタルスタン共和国5人、ニージェゴロド州4人、スヴェルドロフスク3人、トゥーラ州、カリーニングラード州、サンクトペテルブルク市、カバルダ・バルカル共和国、クラスノダル地方2人。それぞれ1人はリャザン州、クルガン州、チェリャビンスク州、スタブロポリ州、クラスノヤルスク地方、ハバロフスク地方、クリミア共和国、ハンティ・マンシ自治管区。

全ての感染者は感染症隔離部屋に入院している。全てここ2週間にコロナウィルス流行地域から戻った人たちと特定。現在感染者が接触した人物を医師の監視下に置く為に、特定を急いでいる。

これまでに感染者の内16人が退院した（ロシア人13人、中国人2人、イタリア人1人）。

世界保健機構(WHO)は3月11日新型コロナウィルスはパンデミックとみなせると表明。強い感染力は世界中で猛威を振るうとした。WHOの最新情報では、23万人に感染し、大部分はヨーロッパであるという。そのうち約1万人が死亡した。

ここ数週間特に危機的状況なのはイタリア、イラン、韓国、フランス、スペイン、ドイツ。中国はウィルス蔓延の中心の一つだったが、中国当局はパンデミックのピークを克服したと発表した。

多くの国で感染拡大を防ぐ対策を取っており、最大限の予防措置や非常事態宣言を行なっている。EUは非加盟国からの入国を30日間禁止することにした。

ロシアもベラルーシ、ポーランド、ノルウェーとの国境を封鎖し、中国、韓国、イラン、EU、アメリカ、イギリス、フィンランド、ウクライナ、およびその他の国との航空便・鉄道便を停止した。3月18日から5月1日まで外国人の入国は制限されている。

出典記事はこちら 。

※モスクワ市副市長によると、現在の感染者数は137人。これらの感染者と接触した人のうち6000人を確認し、施設や自宅で隔離状態にして医師の監視下にある。

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