コロナ11917人＠ロシア

（↑ロシア国内のコロナウィルス感染者推移、3月1日から4月10日現在　オレンジーロシア全体、青ーモスクワ市）

この1日でモスクワでは入院患者数が急激に増加している。4月10日モスクワ市社会発展担当副市長ラコワ氏が語った。

副市長によると、先週と比較して、入院患者数が2倍に増加している。そのうち85％は肺炎と診断された。

『モスクワではここ数日で入院患者数が増加しているだけでなく、重症患者やコロナウィルス肺炎患者も増加しています。肺炎患者は先週と比べて2倍、2600件から5500件に増えました』

重症患者増加に伴い、市の保健衛生局の負担も急激に高まっている。今日、市の病院と救急車は能力の限界ギリギリで動いている。

モスクワ市病院には6500人以上のコロナウィルス患者が来院している。専門家によると、流行のピークにまだ到達しておらず、これから感染者数や入院者数はまだ増える見込みだ。

セルゲイ・ソビャニン市長は、武漢でのコロナウィルス流行後、中国と大量の航空輸送がある中で、病気がロシアの首都に痕跡を残さず通過することはできないと語った。

4月10日時点で、ロシアの感染者数は約1万2千人。死者94人。回復者は795人。モスクワ市の1日の新たな感染者は1124人。

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