モスクワ暖房停止
5月7日から、モスクワでセントラルヒーティングが切られる。始めは産業設備の建物から冷たくなり、それから住宅や社会福祉施設に波及する。モスクワ副市長が取材に答えた。
モスクワの暖房停止は、5日間の日中の平均気温が8度以上になった時と決まっている。ここ1週間のモスクワ市の気温はこの基準を上回り、長期天気予報も日中の平均気温が高い見込みだ。「このようなわけで、暖房システムを夏体制に移行できるわけです」とビリュコフ副市長は言った。住宅3万3千棟を含む7万棟の暖房を停止することになる。停止は段階的に行われる。
以前報道された通り、市当局は住宅の温水供給システム検査のための温水断水を6月1日まで開始延期する決定をしている。住民は緊急な用事以外住居を出ることを禁止されている自宅待機体制が継続されたことに伴う措置だ。食料品店や薬局から家に帰った時に、温水がなければきちんと手も洗えないだろう。他に目新しいことといえば、7月15日から温水の断水が予定されている医療機関では予備温水設備がある場合は温水が出続ける。市の69の病院に予備設備がある。断水検査期間は切り詰められたが、9月1日までには完了する予定だ。この期間で市内に張り巡らされた1万6400kmの温水管のチェックをする。
※延期による調整の為、地域ごとの断水期間はまだ発表されていない。
※2019年は断水中の検査で1万3000箇所を修理補修した。
※ここ1日のロシアの新規感染者10,559人、合計で165,929人。
モスクワは5,858人増の85,973人。
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