ロシアのニュース

モスクワからお届け

6月1日の変更点

児童手当

6月1日から「コロナウィルス」名目で子供への支払いが始まる。支給額は一律1万ルーブル。

『2020年6月1日から、3歳から16歳までのロシア国籍の子供(養子含む)を持つ、ロシアに居住するロシア国籍者に対して、子供一人当たり1万ルーブルの一時金が支払われる(子供が7月1日時点で17歳未満の子供)。』

この対策は5月11日に大統領演説で公表された。手続きは簡易申請で、役所か年金事務所かオンライン申請でできる。必要書類は出生証明書、親の納税者番号証書、パスポート。

申請受付は5月半ばに始まり、2020年10月まで可能だ。連邦労働省によると、この新しい策で2200万人の児童に支援が届く。

同時に、3歳から7歳までの子供がいる低所得家庭への支給も開始される。1月から各月の最低生活費の半分の額を受給でき、その後支払いは毎月継続される。

支払いと執行

6月1日から、債務者の口座について執行かんが受け取れる情報量も変化し、同時に、社会 保障費の差し押さえについて要件が厳しくなる。これは6月1日に施行される法改正による。

とりわけ、執行官は、どんな通貨で金銭が口座にあるか、また金銭の流れなどの情報を受け取ることができる。このようにして債務者は強制執行から逃れるのが難しくなると見られる。

執行官が、国から支払われる手当を差し押さえられないように、そのような支給は保護され、銀行送金時に特別なマークが付けられる。

社会手当の差し押さえは以前も禁止されていたが、執行官は口座内でそれらの費用とその他と見分けることができなかった。

外国人への特典

コロナウィルスによる国境封鎖に伴いロシア国内に残された外国人に向けた特典が6月半ばで終わる。3月半ばで書類の期限が切れた人は国内に残ることが許可されていた。

労働ビザ、長期滞在許可、労働許可証、一時滞在許可、難民として滞在する人々についてだ。

6月15日から対策の一部分は変更される。5月、内務省は具体的な案件についてどのような変更があるか説明を公表。様々な書類に基づいてロシアに来た外国人について、法的にどのようなステータスになるかここを参照。

出典記事はこちら 

f:id:japinmos:20200601141920p:plain

※3月15日から5月31日までのモスクワ市の1日の感染者数グラフ。ここ1日のモスクワ市の新規感染者2,595人増の180,791人。

f:id:japinmos:20200601141925p:plain

※3月15日から5月31日までのロシアの1日の感染者数グラフ。ここ1日のロシアの新規感染者9,268人、合計で405,843人。

(↓投票お願いします)

にほんブログ村 海外生活ブログ ロシア情報へ

PVアクセスランキング にほんブログ村