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モスクワからお届け

占拠される外国資産

スペインに不動産を所有しているロシア人に、スコッター(勝手に他人の放棄されてる家を占拠すること)が頻発していると知らせが届いた。

家主が国外から自分の住居に来られなくなった、隔離による国境閉鎖の後、このような苦情が急激に増えた。

特に、バスク地域の所有者が被害を受けた。所有地から移民労働者を追い出すために、地元住民がグループを作って団結する羽目に。『他人の一軒家やアパートに越してくるのは、家族丸ごとというケースも珍しくありません。占拠者は、主にアフリカ諸国、旧CIS諸国、東欧、米国から来たブラジル人やモロッコ人、リトアニア人、ジプシー達だです。』住民の一人ナタリアが語った。

『浮浪者や失業者ばかりではありません。住宅ローンを払えなくなった中産階級のまともな人もいます。彼らはローン滞納したまま住宅に住み続け、共益費などを払っています。多くの人は何年もこうして住み、アパートからアパートへ移り住んで行きます』

スペインの法律の特性として、滞納者の退去させるには裁判所を介さねばならず、誰もが住宅を所有する権利があるということによって、時々退去させられないことがある。警察も、占拠者が自分でドアを開けるまでは、占拠された建物に入る権利がない。

事実上、スペインの法律では、反証を証明しない限り、家の中にいる人は犯罪すら犯していない正しい人ということになる。なので、活動家や法律家は現行法の改正を要求している。

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