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アルメニア製品排除

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【モスクワ7月19日リア通信】モスクワ市のアレクセイ・ネメリュク副官房長兼商務・サービス局長はアルメニア大使バルダン・トガニャンと、”フードシティ"食品市場でのアルメニア商品拒否に関する状況について協議した。

『先程大使と協議し、何の問題もなく、アプリコットは全て販売、今日もフードシティにはトラック3台が搬入し、問題はありませんでした』ネメリュク氏は話した。

ロシアでのアルメニア外交使節団責任者トガニャン大使は、在ロシアアルメニア大使館がモスクワ当局に対し、フードシティ食品市場でのアルメニア商品排他運動とアルメニア外交官に対する市場職員の行動に対処するよう要請していた。大使によると、前日、アルメニアの農産物を積んだ50台以上のトラックが、市場内で封じ込められた。

『市場の警備員がトラックを個別の広場へ誘導し、そこに封じ込め、運転手はそこから出ることができず、荷物を引き渡すことさえできませんでした。彼らは、アルメニア製品は市場内で販売できないと言われ、立ち去るよう命じられました。』トガニャンが伝えた。

これらのトラックと、フードシティに向かっていた他のトラック(約100台)は環状線地域や他の場所へ行き先を変える羽目となった。また、アルメニア大使館代表者がフードシティへ面会しに向かったところ、初めは個室に案内されたが、その後警備員が強制的に敷地外へ送り返されたという。

大使館職員に被害はなかったが、モスクワ市内で"別の法律が施行されている第三国の飛び地が作られている"ことに驚きを隠せないと語った。

フードシティは、キエフスカヤ・プロシャヂという会社が運営しており、その株主のゴッド・ニサノフとザラーハ・イリエフという実業家はモスクワの商業用不動産所有者の代表格だ。彼らは、数年連続でフォーブス誌のロシアのランティエランキングに載っている。

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