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子連れ労働、真実か

『助けてください。娘を空腹から救ってください。この子らと配達の仕事をするのにとても疲れました。とても厳しく、重労働です。賃金は少ないです。どんな援助にも感謝します』(ラーダ・カラリョーワ)

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この写真が18歳のロストフ在住女性に脚光を浴びせた。か細い若い金髪女性ラーダは二人の子持ち。

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彼女は、夫が働かないので、ベビーカーを押しながら、フードデリバリー 配達人として働く羽目になった。援助を頼める人はいなかった:自分の両親とは没交渉で、夫は孤児。写真が掲載されてから、気の毒なラーダに援助を申し出る人が後を絶たず、国内各地から小包や支援金が寄せられた。1年後、女性はモスクワへ引っ越す。

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またモスクワの地下鉄で写真が撮られた。モスクワ市民になった彼女のこの姿に同情が寄せられ、寄付金を集めるボランティアグループまで結成された。

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ところが、しばらくして詐欺師と非難され始めた。同情しやすい人からお金を集めるために気の毒な配達人を演じ、人気者になったと。

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ラーダ自身は裕福な家に生まれたことがわかった。報道によると、母親は成功している不動産屋で、父親は法律家。ロストフのジャーナリスト、オフチニコフ氏の調べでは、ラーダの夫は建設関係で働いている。

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引越しの前、彼女の両親はモスクワにアパートを買うのを援助した。オフチニコフ氏は、彼女が可哀想な女性のイメージで同情を集める話を思いついたと確信している。

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ところが、彼女は批判されても自分のイメージを崩さなかった。『私はシュキンスカヤ駅の近くに部屋を借りています。二人の娘と住んでいます。私が配達して働いていると信じない人は、シュキンスカヤ駅に来てください、一緒に注文を配達しましょう。私に隠し事なんてありませんから。私を詐欺師という人、児童福祉委員も調査にきましたし、調査員でも誰でも私は歓迎します。誰かに何かを証明するつもりはありません。』

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