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モスクワのビーバー

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モスクワ市ラメンキ地区に住み着いているビーバー。地元住民の一部は環状線МКАДの外へ移住させたがっている。

「場所によって、金属製の網をかけている。ビーバーから保護する目的で。でも、皮は剥がされている。

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住民A『残念ですが、ビーバーはヤナギなどここに生えている木々をダメにしてしまいます。』

住民B『なんとか数を減らせないかな。どこかモスクワ郊外にでも(移住させられないかな)』

現地に留めるべきだという人もいる。

住民C『自然発生的なことなので、このままにしておいた方がいいでしょう。ビーバーを排除したら「次はあなたたち住民を排除しましょう」とかなりますよ』

環境活動家『これは自然環境なので。我々はビーバーを監視保護しています。完全排除してはなりませんし、植物の脅威にならない個体数を残さなければなりません。同時に、もし繁殖が進んだ場合、彼らが作ったであろうダムが原因で建物に浸水被害がでるかもしれません。そういう前例があります。その時は人々がビーバーを撃ったりしました。禁止されてますけど』

環境活動家たちは、遅かれ早かれ移住させることになると考えている。

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役人『妥協案を見つけましょう。春には他の動物たちと一緒にビーバーの生態調査も行われます。生息地、巣、ダムがどこにあるのか。それから検討します。当然冬の間は彼らは休んで冬眠したりしますので、夏までは手をつけません。』

専門家によると、ビーバーは新しい環境への適応力が高い。

このニュースに対するネットユーザーのコメント:

コメントA「ソビャーニン市長を環状線МКАДの外へ、ツンドラへ移住させれる?彼のほうがビーンバーよりたくさん害をもたらすじゃん」

コメントB「ビーバーに触るな/そっとしとけよ」

コメントC「住民を郊外へ移住させて、ビーバーを残すことはできない?ビーバーが木々を倒すって、あなたたちの住んでる家は森だったところに建てられてんだけど。それはいいの?」

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※2020年3月2日から2021年1月30日までのロシアの新規感染者数グラフ。ここ1日のロシアの新規感染者19,032人、合計で3,832,080人。

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