ロシアのニュース

モスクワからお届け

脳性麻痺運転手泣かされる

クラスノダール市で、一人の乗客が脳性麻痺のタクシー運転手をアル中で麻薬中毒者だと苦情を申し立てた。

f:id:japinmos:20210210054805p:plain

(運転手を撮りながら、女性客が詰問する)

客「一体どうやって運転してるのよ?なんか服用したんでしょ?」

運転手「私は... (舌がもつれたようで不明瞭に「運転できます」というようなことを言っている)」

客「なにを飲んで乗客を運んでるのよ。私に説明しなさいよ!」

運転手「(舌ったらずに)やめましょう、このことについて議論するのは。口喧嘩やめましょ」

この動画が投稿され、コメント欄で運転手への迫害が始まった。タクシーアプリは彼を一時的にブロック。調査の結果、彼には脳性麻痺があると判明した。発語・発声の運動障害があると診断されている。

『今朝、ここ(タクシー駐車場)に来ると、彼が座って泣いていました。彼は何があったのか説明できませんでしたけど、何かスマホの画面をスクロールしていました。』(タクシー駐車場の管理者)

彼の車には障害者用の”車椅子マーク”をつけなくてはならない。女性客によると、彼の車にそれがなく、運転手が速度超過したと主張。しかし、今度は、脳性麻痺の人を侮辱したとして彼女がバッシングされることとなった。

『ここではそういう仲間が数十人働いています。彼らは少し世界観が違いますけど、静かで落ち着いた性格ですし、彼らが働ける唯一の職場ですから、運転中にお酒を飲むこともありません。みんな免許を持っていて、100%タクシー運転手として安全に乗客を運ぶ権利を持っています』(前出のタクシー駐車場管理者)

彼のブロックは解除され、車にマークが追加された。彼を批難した女性客は謝罪した。

f:id:japinmos:20210210055118p:plain

※2020年3月2日から2021年2月9日までのロシアの新規感染者数グラフ。ここ1日のロシアの新規感染者15,019人、合計で3,998,216人。

(↓投票お願いします)

にほんブログ村 海外生活ブログ ロシア情報へ

PVアクセスランキング にほんブログ村