モスクワ第一号感染者

【モスクワ3月2日リア通信】イタリア帰りのロシア人にコロナウィルス感染が確認された、とCovid-19管理監視本部の発表があった。

疫学検査の結果によると、この男性はイタリアでの休暇中に感染した模様。23日に帰国して、モスクワ州の一軒家で生活していた。数日経って、急性ウィルス性肺炎の症状で病院へ行き、そこから感染症病院へ転院した。

現在、患者の容体は安定している。

『まもなく彼がイタリアで交流した人物、帰国してから交流した人物が特定された。これらの人物は、病院や家での観察対象となっている。臨床検査も行なっている』

前日、モスクワ第一感染症病院に新型コロナ感染疑いの男性がいると報道されたが、本部は、患者の検体がノボシビルスクのベクター研究所に送られており、その分析結果が出るまでは最終的な結論を診断することはできないとしていた。

出典記事はこちら 。

※報道によると、この男性はイタリアにいた2月21日に具合が悪くなった。

※モスクワではコロナウィルスの検査を三段階でしている。最初の診断はモスクワの第一感染症病院で行われ、その後ロシア連邦消費者権利保護監督庁が確認する。さらに、ノボシビルスクのベクターウィルス生物技術研究所に検体が送られ、最終的な決定をする。

※患者はロシアサッカー連盟の職員と報じられている。

※これで新型コロナ感染したロシア人は6人目。 2月28日にはイランからアゼルバイジャンに行っていたロシア女性の感染確認。2月26日にはダイヤモンドプリンセス号乗客だった三人のロシア人が確定。ロシアでの最初の感染は、1月31日ザバイカル地方とチュメニ州で確定された中国人2名。

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