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モスクワの地下トンネル

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モスクワの地下道は迷路だ。それは誇張ではなく、本格的な地下都市と呼ぶことができる、とモスクワ市HPに投稿された。

首都の地下には800kmのトンネルが広がっている。なぜ川の下にそのようなモノがあるのか、どのようにして建設されたのか、市民に説明された。

地下迷路は、通信、電気、水道管などを見えないように隠し、街の外観を損なわない役目を負っている。

地下にあることで気温低下や風、雨雪などから守られる。また、修繕作業を円滑に行う目的もあって、度重なる修理の際に交通遮断や道路を掘ったりしないで済む。

市内の水道管などは最大限に枝分かれして広範囲に及ぶため、地下構造物の建設は独特である。

下水網はモスクワ川の下にもあることは有名だ。Presnya駅の下を通るトンネルは20メートルの深さがある。

トンネルの内側は型取りされ、壁の厚さを強化し、水漏れを防ぐ為、コンクリートの層が築かれた。

トンネル内部は明るく綺麗だ。換気され、通常と非常用の電気があり、火災報知器などもある。また、排水を組み上げるポンプ場も常備。トンネルは20キロボルトのケーブル類が通っている。

このケーブルがあるおかげで、地域住民は電気を享受する。平均して、1本のケーブルが2棟の住宅をカバーする。

一般市民がトンネルに入ることはできない。安全の為、常に技術屋、職人、管理人らが監視している。

全部でモスクワの地下には792km以上の地下道があり、そこには7500km分の電力ケーブル、21000kmの通信ケーブルが敷設されている。さらに、暖房用温水や給水パイプラインも通っている。

出典記事はこちら 

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※3月15日から6月14日までのモスクワ市の1日の感染者数グラフ。ここ1日のモスクワ市の新規感染者1,477人増の205,905人。ロシアの新規感染者8,835人、合計で528,964人。

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