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海外居住許可ブーム

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【モスクワ7月27日リア通信】コロナウィルスのパンデミックにより敷かれた国際便制限が、ロシア人の間で二重国籍や外国での居住権の需要を高めた。これらがビザの代わりになっている、とForbes報がじた。

『海外での居住許可取得プログラムについて、ロシア人の関心が前例のないブームとなっています』KnightFrank社の外国不動産&個人投資部長マリーナ・シャラエバが話した。

KnightFrank社によると、このようなプログラムの需要がこの春20%上昇した。同様の上昇がUFGウェルスマネジメント社でも確認された。

居住許可を取得するために最も人気のある場所はEU、特にポルトガル。2位はカリブ海の島国、3位にはキプロスとマルタが挙げられる(KnightFrank社データ)。

シャラエバ部長は、キプロスの居住許可取得の高い需要があるので、島の不動産を大幅に値引きしていると話す。

マルタは居住許可取得プログラムの終了期限が迫っている為人気となった。Henley&Partners社によると、書類提出期限は7月31日までだ。25万ドルの投資で国籍を取得できるモンテネグロへの関心も高まっている。

Henley&Partners社のポリーナ・クレショワによると、カリブ海諸国の「黄金のパスポート」取得要件が簡易化された。セントクリストファー島やネイビス島は投資基準を19万ドルから15万ドル、他の国ではこの数字が10万ドル、ドミニカ共和国では5万ドルまで引き下げ、さらに扶養家族の要件も緩和した。

COVID-19ウィルスによるパンデミックは事実上世界中に広まった。WHOによると、1600万人以上が感染し、64万6千人が死亡。

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