モンスター母親

8月17日月曜日、モスクワ東部ペチャトニキ地区の市民テニスコートで、18歳青年が、通りがかりの女性との口喧嘩の結果、ナイフによる切り傷を負った。9月から大学に通う3人の男子と女子の4人が、児童公園脇のテニスコートでテニスをしていた。彼らは昼の1時ごろコートに来てネットを張った。ちょうどその時、9歳ぐらいの男の子と女の子が２匹の犬を連れてコートにやってきて、犬がコート内を歩き始めた。

子供も犬もプレーを邪魔したこともあり、青年らは子供達に「コート内犬厳禁」という貼紙を見せて、注意した。小学生らは一旦出て行ったが、すぐに不機嫌な母親がコートに怒鳴り込んできた。

『女性はとても興奮していて、彼女の子供らがディスられたが子供達は好きなところで遊べるもんだと怒鳴り散らした。それから持っていたナイフでコートネットを裂き始めた。ネットの持ち主18歳ユーリーは、女性を阻止しようとして、手首にナイフの傷を負った。女性はそれだけに止まらず、何度か蹴り、股間を蹴り、肩を深く切りつけた。仲間が携帯で動画を撮っているのに気づくと、子供達に犬をけしかけるように叫んだ。』

※青年の仲間が警察を呼ぼうと話していると、女性は「ゴミども（警官）を呼べばいい！」と叫んだ。

青年らは警察と救急車に通報したが、駆けつける間に母親は子供と犬を連れてコートからいなくなった。手に怪我をした青年は、何針か縫う羽目になった。警察が攻撃的な母親を見つけたかどうか、確認できていない。

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