マクドナルドQR登録導入
「登録しないと、(店内では)食べられない」
マクドナルドが登録システムを導入した。フードコート、ドライブスルー、マックカフェなど、モスクワの全189店舗で運用される。QRコードは入り口だけでなく、店内に貼り付けられている場合もある。入り口でQRコードかSMSでの登録方法を選ぶ。QRコードを読み取ったら、開いたサイトで電話番号を登録。携帯でQRコードを読み取ることが不可能な場合は、7377番にSMSを送ると返信が来る。登録完了画面や返信されたSMSを入り口でマクドナルド係員に提示して、画面の住所と時間を確認すると、中に入って注文できる。
QRコードシステムは他のレストランやカフェ”テレモーク””コフェマニア""ショコラードニッツァ”などでも任意で導入。
【モスクワ10月21日タス通信】『一部マスコミで報道されている、"クラブやバー訪問後に2週間の隔離を義務化されたモスクワ市民のデータベースを作る"というのはフェイクです。QRコードで登録し身元を確認する実験に参加しているナイトクラブやその他娯楽施設の訪問者は特別なデータベースに分類されることはありませんし、ロシア監督庁にデータが渡されることもありませんし、隔離を義務とするものでもありません。訪問者のデータは、QRコードのおかげで、個人は特定されず電話番号だけが明らかになっており、コロナウィルス陽性者が近くにいた場合、その後SMSを受診します』とアレクセイ・ネメリュクモスクワ市副官房長兼商務サービス局長が発言。
システムを利用した施設訪問者が、同日そこにいた他の客がコロナウィルス発症した通知を継続的に受け取るわけではない。入り口でQRコード登録したバーやクラブの客で、その日その場所でコロナ感染者と接触したかもしれないという通知が送られるのは、ウィルス潜伏期間の14日以内だ。
例えば、クラブ訪問後10日経ってコロナ感染が判明した場合、同日訪問していたクラブの客に通知が送られる。クラブを訪問してからコロナ感染判明まで14日以上あいている場合は、他の客に通知が行くことはない。(省略)