助教授一家殺害
【モスクワ11月9日】プレハノフ記念ロシア経済アカデミー助教授家族が、モスクワ州の家で惨殺された。地元住民が凄惨な内容をマスコミに明かした。
家で起こった出来事は、亡くなったボルコフスカヤ助教授の娘である6歳少女の電話のおかげで明らかになる。少女が母親の友人に電話し、血を流しながら助けを求めたのだ。母親と祖母が血にまみれ、自分も怪我をして助けが必要だと知らせた。友人はすぐに救急車と警察に通報。
医師が到着する前に、二人の女性は息を絶えた。少女は重傷で、集中治療室へ運ばれた。MK誌の取材によると、殺人は些細な喧嘩である説が濃厚だ。タジキスタン出身のウスモノフはリフォームの仕事を終えた。
情報によると、リフォームの精算の時に彼と家主の間に諍いが起こり、そのせいで女性と子供を襲ったとみられる。男は少女の目の前で母親と祖母を殺害し、女の子は隠れようとしたが、見つかってしまった。その後男は家の中の貴重品を漁って逃走。
事件後、少女の祖父は心臓発作で病院に運ばれた。